COVID-19 の感染伝播の特徴
『COVID-19 の当初からの謎は、接触者調査において、ほとんどの接触者からSARS-CoV2 陽性者が出ないことであった。同様のデータは香港・シンガポール・ヨーロッパでも得られていた』
→ 香港、シンガポール、ヨーロッパの接触者調査は具体的にどのように実施されたか? 発症前の接触者の調査などは?
「クラスター連鎖」と「大規模クラスター」
『大規模な流行が起こる条件としてはクラスターからクラスターにつながるクラスター連鎖が継続して起こること(図4)、もしくは 1 人の感染者から非常に多くの感染者が生じるような大規模クラスターが起こることである(図5)。つまり、クラスター連鎖や大規模クラスターを防ぐことさえできれば大規模流行にはつながらないと言える』
『クラスターに引き続いて新たな別のクラスターが生じることを防ぐためには、ひとつひとつのクラスターにおける感染例を最大限徹底して見つけだし、軽症例は自宅待機、重症例は入院管理を迅速に行う必要がある(接触者調査の徹底)。軽症例・無症候例でも感染源になっている可能性を考えると、クラスターの感染源となったイベントや会合の参加者全員に、症状の有無を問わずに自宅待機を要請することが原則となる』
「接触者調査の徹底」と書かれているが「前向きの調査」(後述)で見つけ出すのではない?
感染者 → 後ろ向きに遡ってクラスターの感染源となったイベントを発見 → イベント参加者全員の自宅待機
ライブハウスなどの例を考えた場合、どういう効果があると考えられるか。
(彼らが置いている前提からすると)ライブの参加者による家庭内での二次感染の影響は大きくない。
ライブの参加者が別のクラスターを作ることを阻止したい。
「ライブの参加者が別のライブに行く」「ライブの参加者が医療施設や介護施設内で二次感染させる」「ライブの参加者がスポーツジムに行く」……